2025年10月掲載
病院における管理栄養士のしごと
ご覧いただきありがとうございます。今月のブログを担当いたします栄養科です。
いきなりですが、『管理栄養士』というとどのようなことを思い浮かべるでしょうか。
「給食の献立を考えるひと?」
「メタボ健診でうるさいことをいうひと?」
「めっちゃ料理上手そう、でも親だったらカップラーメンとかポテチとか食べさせてくれなさそう」
こんな感じでしょうか?
もちろん「管理栄養士」と一言で言っても多種多様な仕事があり、めっちゃ料理上手な方もいればそうでない方もいるでしょうし、
カップラーメンもポテチも食べる方もいれば食べない方もいるでしょう。(私は食べますが)
では、今回は病院における管理栄養士の大切な仕事のひとつ、安全・安心な食事の提供について簡単に紹介します。
病院で提供される食事は、患者さまが安心して食べられるものでなければなりません。
そのためには、食中毒予防のための衛生管理、適正な食形態の提供、アレルギー対応など、
やらなければいけないことがたくさんあります。
また、患者さまに喜んでいただけるよう季節に合わせたイベント食も実施しております。
近年の人手不足や原材料の高騰は病院給食にも大きな打撃を与えているのも事実ではありますが、
当院では給食委託業者と連携し、安全・安心な食事の提供に努めています。
イベント食一例 嚥下調整食(ミキサー食)
病院の管理栄養士はあまり目立つような仕事ではありません。
でも、みなさんにとって身近な「食」に関する仕事ですので、是非身近に感じていただけたらと思います。
最後に管理栄養士っぽいことを言いますが、カップラーメンもポテチも食べてもよいですが、「ばっかり」ではなく「たまに」にしてくださいね★
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執筆 2025年10月1日 茨城リハビリテーション病院 栄養科