2025年8月掲載
臨床検査技師ってどんな仕事?
こんにちは!
8月担当の検査科です!今月もご一読いただきありがとうございます(^^)♪
いきなりですが、「りんしょうけんさぎし」ってご存じですか?
この職種を聞き慣れない方は「詐欺師?」とよくご質問なさいますが…(^^;)
今回は、そんなマイナーな職種を紹介させていただきます!!
臨床検査技師と一言で言ってもその仕事内容は多岐にわたります。
1.検体検査
生化学検査…悪玉コレステロール、糖尿病の指標であるヘモグロビンA1c
血液検査 …貧血、白血球数、血小板数を調べる検査
凝固検査 …血液をサラサラにするお薬の効果判定
感染症検査…B型肝炎や梅毒に感染しているか
鼻に綿棒を入れて調べるインフルエンザの検査
一般検査 …尿糖や尿蛋白、便潜血、髄液・精液成分の検査 etc…
2.生理検査
心電図、超音波検査、脳波、肺活量測定、視力検査、眼底検査、眼圧検査
(不整脈、心肥大、てんかん、緑内障 etc)
3.微生物検査
(尿,痰,血液などあらゆる生体成分から菌を培養し、適切なお薬を選定する補助)
4.病理検査
(消化管のポリープや各臓器を検査し、良性か悪性かを調べる検査 etc)
5.遺伝子検査
(COVID-19が日本に上陸してすぐの頃よく耳にしたPCR検査 etc)
6.採血業務
などなど、ここに書き切れないくらい様々な検査を行っているため、気が付かないうちに臨床検査技師とお話ししているかもしれません。
そんな臨床検査技師ですが、当院では検体検査・生理検査を主に行っています。
急性期病院とは違い、実施している検査に限りはありますがリハビリテーション病院ということで脳波検査を実施したり、外部精度管理というテストを受け検査の質向上に努めています!!
そんな縁の下の力持ち、臨床検査技師の紹介でした♪
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執筆 2025年8月1日 茨城リハビリテーション病院 検査科