2020年11月定期掲載
                     ICT(感染対策チーム)の活動について
    | こんにちは。ICT宇津見です。 現在世界中で猛威をふるっている新型コロナウイルスですが、日本でも全国的に拡がりを見せています。Go to トラベル、Go to イート等の取り組みで経済を
回そうという雰囲気も見受けられますが、ICTの私としては少なからず気を遣いますね。行きつけの居酒屋に安心して行けるよう、早く落ち着いて欲しいと切に願うばかりです。
 
 さて、今年に入ってから当院でも新型コロナウイルスに立ち向かうべく様々な対策を進めてきました。患者さま、ご家族、職員そして近隣医療機関さまのご協力のかいあって、
今の所大きな問題なく経過しております。
 
 せっかくの機会ですので、当院ICTの活動についてご紹介いたします。
 
 ICT(感染対策チーム)とはインフェクションコントロールチーム(Infection Control Team)の略称で、院内で起こる様々な感染症から患者さま・ご家族、
職員の安全を守るために活動を行う組織です。
 
 
 
 参加メンバー 1.医師
 2.看護師
 3.臨床検査技師
 4.リハビリテーション部担当者
 5.事務担当者
 6.薬剤師
 
 上記メンバーが集まり、職種横断的に病院全体の感染対策活動に従事しています。基本的に毎週金曜日にICTラウンドを実施し、院内ラウンド、感染対策に関する報告や協議を行い、
月に1回の感染対策委員会で報告しています。
 
 主な活動内容は下記の通りです。
 
        またICTスタッフ内でPHSを持ち回りとして職種横断的に院内の相談事に対応しております。ICT一同、これからも日々の感染対策に全力で取り組んでいきますので、
何卒ご協力のほど宜しくお願い致します。感染症発生状況の把握及び報告感染対策マニュアルの策定および改訂職員に対する感染に関する教育の実施および情報発信(ニュースレター等の発行)院内ラウンドによる感染対策の遵守状況を確認(週1回)検出菌の監視と感染対策実施状況の確認・介入
                薬剤耐性菌の検出状況の調査、報告書の作成(報告書を元にラウンドを行い、症例の把握と感染対策の実施状況を確認する) 抗菌薬適正使用の推進
                特定抗菌薬の選定、届出制、処方状況の監視および介入 アウトブレイク発生時の調査、分析、感染対策の検討・実施指導血液、体液曝露、予防接種等職員の職業安全・健康管理に関する企画・実施・助言・指導感染対策に関するコンサルテーション感染防止対策加算Ⅰの連携医療機関が開催するカンファレンスへの参加(年4回ずつ計8回)
                筑波メディカルセンター病院、JAとりで総合医療センター 
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    執筆 2020年11月1日  茨城リハビリテーション病院  医局